愛ある変化が起こります♪

私の子育て 〜世代間連鎖と虐待防止〜

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一生懸命に『良い母』になろうとしましたが、

育児中は非常に辛い毎日がつづきました。

結果的に、

  • ●1歳までは何でも優しく言って聴かせて教え、
  • ●生まれてから今まで一度も叩かない育児を実践した

ですが、

自分がいつ虐待の加害者になってしまうか不安でした。

それは、子どもがぐずったときや泣いた時に、

私の心の深い闇の部分から、真っ黒な感情が勝手に留めも無く涌き上り、『加害者になってしまいそうな恐怖感』に常に苛まれいたからです。

その沸き上がる感情を自分でコントロールするのは非常に難しいと感じておりました。

私は、自分の子どもには『しつけは冷静に教えて諭す。暴力は絶対に振るわない』『私がされてきたような屈辱感を味あわせるような育児を自分の子どもには決してしない』というポリシーを持っていたのにも関わらず…、です。

私自身は、両親と祖母に叩かれながら育てられ、中学生の時には父から命のキケンを感じるほどの殴る蹴るの暴力を毎日のように受けた体験があります。

自分が被害者でした。

しかし、心が壊れそうなくらいに深く傷付きながら、自分の意と反して、脳のどこかで暴力のコミュニケーションを学んでいたようです。

私は身を持って「虐待の世代間連鎖」の恐ろしさを学び、自分の心を見つめながら、それを断ち切る方法を考えるようになりました。

そして、子どもが2〜3歳になると、自分の感情コントロールがますます難しくなっていき、私のポリシーに反する『怒らなくてもいい場面で叱りつけてしまう』ということが度々起こるようになり、酷い自己嫌悪に陥る日々がつづきました。

しかし、書店で見つけた育児書を頼りに、自分に出来ることを取り入れて実践していったことで気持ちが楽になり、私自身が中学生の頃に誓った「絶対に叩かないで育児をする!」をどうにか貫きました。

心に残る本の著者は平井信義先生山崎房一先生でしたが、山崎先生の推薦される「心のビタミン」を毎晩実行することで、私と子ども、双方が落ち着いていきました。

しかしながら、身体的な暴力という大きな世代間連鎖はどうにか断ち切れたものの、

当時の私が自覚していなかった無意識の行動は、少なからず彼女の無意識の部分で学習している可能性はあります。

そもそも完璧な人間や、完璧な育児は、どこにも存在はしないのですが、それでも、もしも彼女に癒しが必要なそのときには、全力でサポートしていくつもりでおります。

この部分も、実は自分の親を反面教師として学んだことですが、子どもが辛い気持ちを感じたなら、それを事実として受け入れたいのです。

もしかしたら私にとっては不都合に感じるかもしれませんが、子どもが感じたのその辛い気持ちを、無視したり、避けたり、否定したりせずに、しっかりと受け留めたいと思っております。

夕焼けと少女

そして、私は後から自分の癒しを何年もかけて行ないましたが、

もしも、もっと早期に癒していたら、もっともっと楽に育児ができたように思います。

心の奥底に沈めていた抱えきれないほどの「トラウマのカプセル」を、育児が始まる前に浮上させ、それを融解させていたならば、私は遥かに余裕のある楽しい育児をしていたことでしょう。

そして、ここからは、虐待防止のお話しになります。

『世代間連鎖の中』にいらっしゃる方が、この癒しの作業(心の奥を見つめる作業)を取り入れ、心を真に癒せたならば、そこで「鎖」は切れ(あるいは軟弱化し)、連鎖はストップ(或は軽減)します。

年齢は何歳でも有効です。

ベストなのは子育て前の世代。

それから子育て真っ只中世代。

子育てが終了した世代でも有効です。

ちょっと不思議な話しですが、鎖のどの部分であっても、癒されることで、鎖は軟弱化し、次の世代への影響は減少していきます。

しかし、なかなか自分の心の奥を見つめる作業の機会はありませんし、第一に「自分に癒しが必要」と自覚できる人は皆無に等しいと思います。

そこで私の提案ですが、もしも『義務教育中』に(心の奥を見つめる作業)を取り入れられたら、100%の確率で、虐待を減らせる可能性が出現します。

もちろん虐待とは無縁の子どもたちも多いでしょうが、自分の心の中の深い部分と向き合い、そして自分の心を冷静に見つめる体験は、無駄にはなりません。自分の心の奥を知れば、他人の表面だけではなく、見えない部分も思いやることができます。

そうしたら、今度は世の中全体に、思いやりと信頼のネットワークが生まれます。

そんな世の中になったら、育児中に苦しさを感じても、冷静に自分を見つめるなり、冷静にヘルプを求めるなどして、大切な我が子を守れると思うのです。

思いやりと信頼のネットワークに触れながら成長すれば、それだけで自分にも他人にも優しくする心が育ちます。

そして、義務教育で、(心の奥を見つめる作業)が取り入れられるためには、その作業のための訓練されたファシリテーターが必要ですが、その育成やプログラムについて、現在検討しているところです。

地球上の全ての子どもたちの幸せを願いながら…。

 

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